第2章「Confession」 あとがき 波がおしよせて 光に揺れる午後 嫌な事は 砂の中にうめて 傷ついたまま 夢見ることなく 大人になるのはつらい 素足でかけてく 今 Image Song By:Mai Kuraki「Delicious Way」 愛逢 aye-aye 第2章「Confession」をお読みいただき、ありがとうございました。 更新ペースが遅く、読んでいただいてる方には申し訳ない気持ちでいっぱいでした;; さて、それにしてもこのページをご覧になってくださっている方がいるのでしょうか(反語) 第2章は雪菜ちゃんの告白と旅立ちをイメージして書きました。雪菜ちゃんってちゃんと本音で頼れる人っているのかな…と思い始めたのが、この話を書くきっかけで。どこかで感情を押しとどめているんじゃないかとずっと思っていました。強さの部分もあるんだけど、弱いところも必ずある。今回は、彼女の弱さや影を前面に押し出してみました。強くあるためには、必ず弱さを乗り越えなければいけない。そんな部分を表現したかったんです。 飛影が兄として名乗り出ないことは初めから決めていました。頑なな飛影が、そんなに簡単に名乗ったりはしないというのが私の考えです。自ら名乗り出てくれるのが理想ではあるんですが、ね…。飛影が雪菜ちゃんに「兄は見つからなかった」と言ったのは、「死んでいた」と言うより信憑性があると思ったので。だって、あんなに広い魔界で情報なしで見つけられる方がすごいじゃないですか(笑)「死んでいた」と言った方が諦めさせることはできるかもしれませんが、いまいち説得力に欠けるような気がするんです。 今回、予想以上に蔵馬さんが出張りました(笑)そんなに出すつもりはなかったんですが、よく喋る喋る(笑)でも、お兄さん的存在として出せたのはよかったです。彼には誰にとっても頼りになる存在でいてほしいですね。 オールキャラと言ってる割には他のキャラがあんまり出せなくて残念。特に桑ちゃん。雪菜ちゃんのこと心配してるに決まってるのに、出しそびれました…ごめん。幽助も活躍させたいですねー(希望) 第3章の舞台は魔界に移ります。相変わらず雪菜視点(のはず)。一番望んでいない、でも一番ありそうな展開になる予定です。3章のラストも暗いかな〜という感じで(笑)更新はかなり先になりますが、興味を持たれましたら気長に待っていてくださると嬉しいです。 こんなページまで一読くださいましてありがとうございました。最後までお付き合いいただき、本当に感謝しています。表現の拙いところもあったかと思いますが、伝えたかったことが少しでも伝わっていると幸いです。 支えてくださった方々に感謝しつつ。 2006/08/17 管理人 拝 |