Serious or Joke?
「なんでそう短いスカートはいて来るかな。男の部屋に来る日に限って。」
「…ダメですか?」
「なにが起こっても知りませんよ。」
苦笑しながら蔵馬がそう言うと、雪菜から返ってきた返事は、
予想していなかった言葉だった。
「蔵馬さんとなら、なにが起こっても構いませんよ?」
にこりとそう一言。
どこまでが本気でどこまでが冗談なのか。
どこまでわかって言っているのか。
最近天然な彼女に振り回されてばかりだ、と蔵馬は改めて実感したのだった。
2007*0620